子どもの頃、将来の夢を聞かれると、私は決まってこう答えていました。
「漫画家になりたい。」
「小説家になりたい。」
そして、雑誌を読むことが大好きだった私は、雑誌の編集者という仕事にも憧れていました。
本や漫画に囲まれながら、文章を書き、誰かに届ける仕事。
そんな世界で働くことが夢でした。
でも、私が子どもだった昭和の時代には、今のような働き方はありませんでした。

好きなことを仕事にするのは、一握りの人だけだった
当時は、出版社へ就職したり、漫画家としてデビューしたり、小説の新人賞を受賞したり…。
好きなことを仕事にするには、とても高い壁がありました。
インターネットもなく、自宅で仕事をするという選択肢もありません。
会社へ通勤することが当たり前の時代。
「好きなことは趣味にして、仕事は生活のため。」
そんな考え方が、ごく普通だったように思います。
私も大人になり、生活のためにさまざまな仕事を経験してきました。
それは決して無駄ではありません。
けれど心のどこかで、「本当は書くことが好きなんだ」という気持ちはずっと残っていました。
令和になって、働き方は大きく変わった
時代は平成を経て令和へ。
クラウドソーシングという働き方が広がり、自宅にいながら仕事を受けられる時代になりました。
さらにコロナ禍をきっかけに、リモートワークが一気に普及しました。
最近では出勤中心の会社も増えてきましたが、それでも在宅で働くという選択肢は以前よりずっと身近なものになっています。
私自身も現在はクラウドソーシングを中心に、ライティングやデザインの仕事に挑戦しています。
子どもの頃に思い描いていた働き方とは少し違います。
でも、「文章を書く」「デザインを作る」という夢の一部は、少しずつ現実になっています。

好きな仕事だから続けられる
私は漫画が好きです。
小説も好きです。
新しいことを調べたり、文章を書いたり、デザインを考えたりする時間は苦になりません。
もちろん仕事ですから、大変なこともあります。
締め切りもありますし、思うように案件が決まらない日もあります。
それでも、「やらされている仕事」と「自分がやりたい仕事」では、気持ちがまったく違います。
好きだから学びたくなる。
好きだから工夫したくなる。
好きだから続けられる。
そんな毎日を送れることが、今は何より幸せだと感じています。
人生の後半だからこそ、自分らしく生きたい
50代後半になり、人生も後半戦です。
若い頃のように、収入や肩書きを追い続けるよりも、「毎日が楽しい」と思える働き方を大切にしたいと思うようになりました。
もちろん生活していくためには、ある程度の収入も必要です。
だから私は、好きな仕事で生活できるくらいの収入を目標にしています。
大金持ちになることではなく、自分らしく暮らしていけること。
それが今の私にとって、一番の理想です。
人生の終わりくらい、好きなように生きたい
人生には、思いどおりにならないことがたくさんあります。
私自身も、遠回りをしてきました。
夢を諦めたこともあります。
思うように働けなかった時期もありました。
それでも今、こうして好きな仕事に少しずつ関われていることに、不思議な縁を感じています。
子どもの頃の夢が、形を変えながら今になって叶い始めている。
そんな気がしています。
人生の終わりくらいは、自分が好きな仕事をして、好きなものに囲まれ、穏やかに暮らしていきたい。
それが、今の私の一番の願いです。
もしこの記事を読んでいる方の中に、「もう遅いかな」と夢を諦めかけている人がいるなら、お伝えしたいことがあります。
時代は変わりました。
昔にはなかった働き方があります。
年齢を理由に夢を手放す必要はありません。
私もまだ挑戦の途中です。
だからこれからも、自分の「好き」を大切にしながら、一歩ずつ前へ進んでいこうと思います。

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